帝京大学薬学部卒業後、大手小売チェーンへ入社。
個人経営薬局へ転職し管理薬剤師を務める。
【準備資金】 3,400万円
内訳:手元資金 1,400万円
日本政策金融公庫融資 2,000万円
合計 3,400万円
【譲受費用】約3,300万円(別途運転資金約100万円)
※営業権・固定資産・医薬品・保証金・仲介手数料などを含む
【当社専任後~独立】 約3カ月
従業員:医療事務1名承継
薬局名 | 年商 | 住所 | 独立理由 |
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アイ薬局 | 8,600万円 | 東京都足立区 | 地域貢献 キャリアアップ |
独立薬剤師年齢 | ドクター年齢 | ドクター後継者 | 応需処方科目 |
29歳 | 50代前半 | なし | 内科マンツーマン |
高校生の頃から、会社経営者である父親の影響で、自分も将来社長になるという漠然としたイメージを持っていました。薬学部へ進路を決めたときから、いつかは自分の店を持ちたいという思いがありました。薬剤師としての勤務経験も5年を超え、そろそろと思っていた時に、日経DIの広告欄で独立薬剤師.comさんの存在を知りました。
今回、店舗建物も一緒に買取る必要があった為、投資額が非常に高額となりました。検討段階で、政策金融公庫の融資担当から満額の融資は難しいと言われていた為、一度は承継の断念も考えました。その際、建物を独立薬剤師.comさんが買取り、私が独立薬剤師.comさんから賃貸をする方法を提案頂きました。そうする事で私が準備すべき初期投資額を大幅に抑えられ、融資の結果によらず承継への道筋が開けました。結果的には、満額の融資が下りたことで、建物を買取り、理想の開業を果たせましたが、もし融資が下りなかった場合の対応策も提示頂けたことで安心して決断することが出来ました。
人に恵まれたことが非常に大きなポイントでした。薬剤師である妻や兄弟にも支えられ、安定した運営をスタートすることが出来ました。承継した事務員は、大きな環境の変化にも関わらず、共に頑張ってくれると言ってくれました。ドクターも非常に好意的で、気にかけて頂き、様々な指導を頂いています。このお店を譲って頂いた相手企業様も、非常に熱心な引継を行ってくれました。独立薬剤師.comさんも、条件の調整や交渉のみならず、許認可申請関係までもサポート頂きました。様々な人のお力添えで開業を果たせたのだと感じています。
大きく環境が変化していくこの業界で、今後安定した運営が継続できるのか、しっかりと判断しなくてはいけません。独立薬剤師.comさんから提示された正確な収支シミュレーションは、大きな判断材料になりました。また、お相手がある事ですので、交渉事項は必ず出てきますが、それらも全て安心して任せることが出来ました。今回の事業譲渡を通じて感じたのは、自分一人で、正確な判断を下すのは難しかっただろうという事です。精神的な負担を避けるためにも、是非プロに任せるべきだと、独立を考えている方々に伝えたいです。