北陸大学薬学部卒業後、製薬会社へ入社。
その後、転職した10店舗超の中堅チェーン薬局で対応した在宅へ興味を持つ。
城西大学卒業後、同大学にて研究者として勤務。
その後、製薬会社を経て転職した調剤薬局にて村本氏と出会う。
【準備資金】 5,000万円
内訳:手元資金 1,000万円
日本政策金融公庫融資 2,000万円
武蔵野銀行 2,000万円
合計 5,000万円
【譲受費用】約4,700万円
※営業権・固定資産・薬品・保証金・仲介手数料など含む
【検討年数】約3年
MAC専任後期間:約6ヵ月
従業員承継なし
薬局名 | 住所 | 年商 | 独立理由 |
---|---|---|---|
かしあい薬局 | 埼玉県深谷市人見1982 | 約12,000万円 | キャリアアップ |
独立薬剤師年齢 | ドクター年齢 | ドクター後継者 | 応需処方科目 |
38歳 | – | – | 総合病院 |
製薬会社で働いていた頃から薬局の独立開業を目標としていたので、まずは薬局の現場を経験するために調剤薬局へ転職しました。そこでは、思いがけず居宅業務をメインで対応することになり、いざやってみると居宅の対応がおもしろくなり、開業した際には居宅に力を入れた店舗を作り上げたいという気持ちを強く持つようになっていきました。
独立薬剤師.comさんからは、以前にも今回の店舗とは別に薬局案件の紹介を受け、承継へ向けて話が進んだことがありましたが、譲渡日が目前に迫ったところで、処方元ドクターの健康面の事情により承継を断念せざるを得ないという状況になってしまいました。準備もいろいろと進めていたので、私自身その結果に非常に落胆をしましたが、そんな私を見るに見かねてか、すぐに代替案件として、今回のかしあい薬局のご紹介を頂きました。
共同経営者や従業員の生活もありましたので、迅速な対応に本当に感謝しています。
銀行さんとの融資相談は初めての経験でしたので、うまくやれるか、どういう風に進めるのか、開業を意識した頃からの大きな心配事の一つでした。今回は、独立薬剤師.comさんから政策金融公庫を紹介頂いたことで、想像していた様な難しいやり取りは少なく、とてもスムーズに融資のOKを頂けました。
事業計画書作成のアドバイス、必要となる融資金額の計算、開業後の支払いのシミュレーションなど、一緒に考えてくれたことで頭を悩ませずに済みました。
幸いなことに、私には居宅をやりたいという思いで一緒に経営を担ってくれる協力者がいます。お互いに大きな目標に向かう思いは同じですが、細かな点ではそれぞれにやり方や考え方が違うので、自分では思いつかない意見が出てきたりして、とてもよかったと思います。
スタートへ向けた準備もそれぞれで分担し、負担を分け合えたことはとても助かりました。
一人で開業を目指される方が多いとは思いますが、協力者の存在の大切さをお伝えできればと思いました。