薬局業界の変遷

Transition

薬局業界の変遷

ドラッグストア業界は、1970年代からのチェーン化、そして90年代の急激な出店攻勢により、市場が大きく成長し、その後、大型店化・安売り攻勢・ M&A等により、更なる寡占化が促されました。
一方、調剤薬局は1990年代後半の医薬分業の加速によりチェーン化が進み、調剤薬局市場が急拡大、それから30年近くが経った現在、全薬局店舗数はついに60,000軒を超え、どこにでもあるコンビニエンスストアの約56,000軒を上回る店舗数となっています。
調剤薬局業界は、上場大手クラスといわゆる“パパママ薬局”と呼ばれる家業経営との二極化の時代を迎えています。
医薬分業化も落ち着きを見せてきた昨今、調剤薬局市場は成長期から成熟期へと移行すると共に、再び大きな業界再編時代が到来しました。

ビジネスの世界では、あらゆる変化に適応してきた企業だけが永続し発展して来ました。
今後、更なる収益減が叫ばれる薬局業界において、生き残るための戦略とは何なのでしょうか?